スキャル・デイトレ・スイングの違い!メリットやデメリットは?

スキャル・デイトレ・スイングの違い!メリットやデメリットは?

FXは使う時間足や狙う利幅の大きさなどで、スキャル・デイトレ・スイングの3つの取引スタイルに分かれます。取引ごとにコロコロ変えてしまうと、一貫性がなくなり成績も安定しませんので、自分の性格や生活に合わせた取引スタイルを決めたほうが良いです。

今回はスキャル・デイトレ・スイングの違いや、そのメリット・デメリットについて解説していきます。あなたに合った取引スタイル決めの参考にしていただけると幸いです。

スキャル・デイトレ・スイングの違い

スキャルとは?

スキャル(スキャルピング)は、1分足や5分足などの短い時間足を使って、数pips程度の小さな利幅を狙う手法です。

取引時間は数秒~数分で完結する超短期型の取引スタイルです。

スキャルでトレードを行う方は、スキャルパーと呼ばれています。

デイトレとは?

デイトレ(デイトレード)は、5分足~30分足程度の時間足を使って、10数pips~数10pips程度を狙っていく手法です。

取引時間は数分~数時間で完結する短期型です。保有時間が24時間を超えることは、あまりありません。

デイトレを行っている方は、デイトレーダーと呼ばれています。

スイングとは?

スイング(スイングトレード)は、30分足以上の時間足を使って、数10pips以上を狙っていく手法です。

取引時間は数日~数週間の中長期型です。

スイングを行っている方は、スインガーと呼ばれています。

取引時間が短い事によるメリット

ポジションの保有リスクが小さい

取引時間が短いほうが、ポジションの保有リスクが小さくなります。
(※ 取引時間が短い順 1.スキャル 2.デイトレ 3.スイング)

相場の世界では、いつ何が起こって急変動するか分かりませんので、ポジションを保有していること自体がリスクです。

日を跨いだり、週越しでポジションを保有したりすれば、気になって眠れなかったり、休日でも気になってしまったりする方もいるでしょう。

ですから、取引時間が短いほうが精神衛生上は良いと言えます。

資金効率が良い

取引時間が短いほうが保有時間が短いため、資金効率が良くなります。エントリーチャンスも、取引時間が短いほうが増えます。

ただし、単純に『資金効率が良い・エントリーチャンスが多い=稼げる』というわけではありません。

あくまでも『稼げるチャンスが多い』くらいで考えておきましょう。

取引時間が短い事によるデメリット

取引コストの占める割合が大きくなる

取引時間が短いほうが、取引コスト(スプレッド)の占める割合が大きくなります。
(※ 取引時間が短い順 1.スキャル 2.デイトレ 3.スイング)

例えば、これはどちらも「利確:損切り=2:1」のように見えます。

  • 「利確10pips、損切り5pips」のトレード
  • 「利確100pips、損切り50pips」のトレード

しかし、スプレッドが1pipsの場合、実際はこのように変わってしまいます。

  • 「利確11pips、損切り4pips」のトレード
  • 「利確101pips、損切り49pips」のトレード

つまり、スプレッドがあることによって、短い時間足で取引を行うほど不利になってしまうのです。

ダマシが多くなる

基本的に相場はどの方向に動くか分かりませんが、取引時間が短くなるほど不規則に動いていきます。

例えば、大きな時間足では緩やかに上昇していても、短い時間足では、細かく上がったり下がったりしているように見えてしまいます。

ですから、短い時間足ほど「ダマシ」に合うことが多くなってしまうのです。

瞬発的な判断力が必要となる

取引時間が短くなるほど、小さな値動きを追っていきますので、瞬発的な判断力が必要になります。「どうしよう、エントリーしようかな?」なんて考えているうちに、1pips、2pips程度動いてしまうのはザラです。

ですから、取引時間が短いほど、チャートに張り付く時間が必要です。

スイングなら、チャートに張り付くことなく、一日に数回チャートをチェックするだけで取引が可能です。

デイトレでも、テレビや本を見ている合間に、チャートをチェックしながら取引できるくらいの余裕はあります。

しかし、スキャルピングは、気が付くとあっという間に価格が動いているため、常にチャートから目を離すことができません。かと言って、数10分程度チャートを見ていれば、取引チャンスが来るかといえば、そうとも限りません。

なので、あまり時間のない忙しい方ほど、長い時間足で取引をするべきでしょう。

まとめ

今回は「スキャル・デイトレ・スイングの違いやメリット・デメリット」について解説してきました。
(※ 取引時間が短い順 1.スキャル 2.デイトレ 3.スイング)

取引時間が短いほうが『保有リスクが小さく、資金効率が良い』というメリットがあります。しかし、取引時間が短いほうが『不利で、ダマシに合いやすく、瞬発力が必要』というデメリットがあります。

つまり、分かりやすく言うと、取引時間が短いほうが難しいということです。スイングが簡単とは言いませんが、スキャルピングが難しいのは明らかです。

ですから、時間がない方はスイングが良いですが、時間がある方でも、最初はデイトレで始めたほうが良いでしょう。スキャルピングをやりたいなら、慣れてからでもできますからね。

次回は「トレンド判断のコツ」についてお伝えしていきます。FXの手法は無数にありますが、その多くでトレンド判断が必要となります。FXの取引には欠かせないスキルですので、合わせて参考にしてみてくださいね。
⇒ FXのトレンド判断3つのコツ!トレンドの定義とは?

サブコンテンツ

このページの先頭へ