FXで損小利大の取引を行うための3つのルール

FXで損小利大の取引を行うための3つのルール

「損小利大のトレードがしたい!」と思っても、実際にやるとなると難しいですよね。

簡単に損切りにかかってしまったり、いい所まで伸びても逆行して損切りになったり…。やみくもに損切りを小さく利確を大きくしても、満足のいく結果を残すことはできません。

そこで大事なのが、やみくもに損小利大にするのではなく、しっかりと根拠のある損小利大のトレードを行うことです。

今回は「根拠のある損小利大のトレードとはどんなものなのか?」具体的な例を挙げながら、その3つのルールについて解説していきます。

FXで損小利大の取引を行うための3つのルール

その方向に動くだろうというエントリーポイント

まずは「その方向に動くだろうというエントリーポイント」が重要です。まぁ「その方向に動く」と思うからこそエントリーするので、当然と言えば当然なんですけどね…。

今回はこちらの15分足のチャートでエントリーしていきます。
損小利大のエントリー(※ クリックすると拡大します)

上昇後に2つの高値を付けて下がり始めてきました。「ダブルトップのネックライン割れ」です。
参照:【FXのチャートパターン①】ダブルトップ・ダブルボトム

波形も高値と安値を切り下げて下降トレンドになってきています。ここでは載せていませんが、この上位足である4時間足では下降トレンドの戻り売りのポイントにもなっています。

これだけの条件が揃っていれば、売りのエントリーとしては申し分ないですよね。

エントリーのやり方はこれだけではありませんが、どんなやり方でも、今回のように「その方向に動くだろう」という根拠のあるポイントでエントリーすることが重要です。

そこまでは動かないんじゃないかなという損切り位置

エントリーポイントが決まったら、次に損切りの位置を決めます。

損切りで最も重要なのは、必ず実行すること。
参照:損切りできない方必見!誰でも損切りできる3つのルール

ただ、損切りを入れただけでは、生き残ることはできますが、思うような結果を残すことはできません。結果を残すためには、損切りの位置にも根拠が必要です。

そして「そこまでは動かないんじゃないか」というのが損切りの根拠です。

今回のチャートの場合は、2つの損切り位置が考えられます。
損小利大の損切り(※ クリックすると拡大します)

はネックラインの上で、今の位置からは26pipsです。ネックラインを割ってきたことがエントリーする理由の一つですので、それが上に戻ってしまったら損切りするのは、根拠となりますよね。

は高値の上で、今の位置からは57pipsです。下降トレンドの波形を形成したことがエントリーのもう一つの理由です。その高値を超えると、下降トレンドが崩れますので、これも損切り位置の根拠となります。

損切り位置だけをみると、今回はどちらでも大丈夫そうですよね。

しかし、損小利大の取引をするには、この後決める利確の位置で、損切りの位置も決まってくるのです。

そこまでは伸びるだろうという利確位置

今回は損小利大の取引を目指していますので、「損切り:利確=1:2」を目安にしてみたいと思います。

が26pips、が57pipsでしたので、それぞれの利確位置を52pips、114pipsとしてみると、このようになります。
損小利大の利確(※ クリックすると拡大します)

利確の位置を決める際に大事なのが「そこまでは伸びるだろう」という根拠。具体的には『相場の壁となるラインなどがないか?』ということです。

そこで、先ほどのチャートをもう一度見てみると、③と同じような位置にサポートラインが見つかりました。
損小利大の利確2(※ クリックすると拡大します)

波形としては小さめですが、一応上昇時の押し目になっていますので、ちょっと気になるところです。

ですから、この場合には「④までは伸びないんじゃないかな」という判断ができます。よってエントリーするなら、損切りは、利確はを選択するのが良いでしょう。

もちろん強気で④まで狙うのも間違いではないと思いますけどね。②の損切り位置のほうが①よりは安全ですし。

ちなみに、もし③の位置より上に強い壁があると判断した場合には、今回の取引は見送りになります。損小利大にできなさそうな時には「無理なエントリーをしない」という判断も必要ですよ。

取引の結果

一応、実際に取引をしてみた結果がこちらです。
損小利大のトレード結果(※ クリックすると拡大します)

ちょっと時間がかかりましたが、無事利確となりました。

まとめ

今回は「損小利大の取引を行うための3つのルール」をお伝えしてきました。

  • その方向に動くだろうというエントリーポイント
  • そこまでは動かないんじゃないかなという損切り位置
  • そこまでは伸びるだろうという利確位置

つまり、理論的に「利確>損切り」となる場所以外ではエントリーしないということです。

エントリーするのは難しくありませんが、エントリーを我慢する事のほうが難しいかもしれませんね。しかし、エントリーチャンスは、この先何度でもやってきますので、「利確>損切り」とならない場所でのエントリーは、グッとこらえられるようになりましょう。

次回は『取引スタイルの選び方』について解説していきます。

自分の性格や生活スタイルに合わないやり方では長続きしませんので、ぜひ自分に合ったやり方を見つけてみてくださいね。
⇒ スキャル・デイトレ・スイングの違い!メリットやデメリットは?

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